ちくわ天ブログ

オタク報告

好きなアニメの好きな回

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おっす。そろそろ皆さん意外と社会との繋がりが希薄な方がより健全な精神を保てることに気づき始めたのではないでしょうか。おもりです。

ニートにも才能がいるなんて言いますけど多分嘘だと思います。

要はその時間の流れ方にどれくらいの速度で慣れていくかという問題だと思います。

膨大な時間が流れていく感覚に早く慣れない人が「自分にはニートの才能がない」なんて勝手に落ち込むだけでしょう。全ては時間感覚の慣れです。鍛えましょう。

 

今日は自分が好きなアニメの好きな回の話をします。

 

第11話、12話 

壁の中、なくしたものを取り戻すとき…

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DTBのサブタイは最後の3点リーダーまで込みです。

DTB全体的に設定は明かされるもののやや説明不足なところがあり、そこが良い。アニメキャラが全員感情を表に出さなくてもいいんだなと思える。

 

DTBの話は無限にできるんですけど、特に好きなのがこの回で、いつもどおり主人公が潜入した施設でニックっていうゲストキャラが出てくるんですよ。

色々境遇が似ていたり夢の話をしたり一緒に星を見たりするんですけど、やっぱりニックが黒幕っていうかまあそんな感じで敵対するんですよね。

で、この世界の能力持ちって設定上感情がない(本当は色々違う)んで、ニックも主人公もお互いが能力者だとわかると、さっきの夢の話云々でこいつ嘘ついてんなと、こいつ信じてくれなかったんだなっていうすれ違いが起こるんですよ。奇しくも2人とも能力が電気系(本当はちょっと違う)で、よりシンパシーを感じながら戦うんですね。切ない。

で最終的にはポエジーな精神世界へ飛んでニックはいわゆる「向こう側」的な世界へ行くんですけど〜…自分の解釈ではここ2人が信じ合えたからそういう結末になれたのかなと思ってて。痼りのあるハッピーエンドでとても好きです。

余談ですが最後に黒が銀に言う「ありがとな」も、2期の蘇芳に対する「礼ならジュライに言え」に繋がってるのかなって思うと勝手にエモくなってしまう。

 

正直この回はセリフひとつひとつが意味深で、どれも色んな捉え方があるし、2期にも続く重要なアイテムとか根幹に絡む回なので、難解回っていうか意味わかんねえ回なんですよね。

時代が時代なので、リアルタイム視聴者の濃厚な感想のブログが今なおいっぱい出てきます。そこではそういうわかんなさを楽しんだ形跡が多々見られるので、やはり不可解さとか余白がこのアニメの良さなのかなと。

 

#3 寂しくてキャスティング

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ノイタミナ屈指の名作。坂道のアポロンの同期ですね。1クール青春少し不思議アニメです。観てください。私の人生を3回目くらいに狂わせたアニメなので。

この頃のオリジナルアニメって多分まどマギの影響か知らんけど、3話で切るかどうか決める、3話で面白いか面白くないかわかるみたいな風潮があったと思います。

 

このアニメ、コミュ障陰キャ主人公の元に宇宙人くんが押しかけてきて居候しながら釣りをするんですけど、江ノ島で。

2人とも素人なので、同級生のクッソスカしたダウナー系ボサボササブカル眼鏡くん(cv内山昂輝)に釣りを教わるんですよ。

で、本当に一からやるんで、3話目にして釣竿をこう…降って自分の思った所に投げ込む「キャスティング」を教わるんですけど、この時主人公の家族の問題とかがごたごたあって。元々消極的で諦め思考が強い主人公なんで、ちょっと塞いじゃうんですよね。そこを人間の感情を覚え始めた宇宙人くんと、ぶっきらぼうだけど本当は優しい内山昂輝に背中を押されながら、雨の中(なんで?)キャスティングを成功させるっていう回なんですけど。

 

これ引きがめちゃくちゃ良くて、そのキャスティング成功したぞー!っていう流れで内山くんがちょっと嬉しそうに「まだこんなの序の口だからな」っつって走って逃げてくんですけど、1人走りながらめちゃくちゃウオアアアアアアアアアって嬉しさのあまり絶叫するんですよね。それまでかなりスカしてて正論で人を追い詰めるタイプだから主人公と相性最悪ですごいハラハラするんですけど、この回の不思議な一体感でもう一気に打ちとけちゃうんですよね。

最後EDでさよならポニーテールのスピッツカバー「空も飛べるはず」のイントロがかかるとこまで観てほしい。

 

第26話 行くぜダチ公

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まあ…みんな好きなんで…。

どうでもいいんですけど、BNAの監督(監督だっけ?自信なくなってきた)の人がインタビューで「アンチスパイラルの言うことは未だに正しいと思っている」っていうのを見て、それがここ数日かなり衝撃的で心に刻まれています。

 

  • C

第6話 conflict

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https://noitamina-control.jp/05story/story6.html

これもノイタミナ屈指の名作なんですけど最終話とこの6話は本当に面白い。

公式サイトで毎回解説が読めるのもありがたポイント。

自分の未来を担保にして得たインチキ金でディールバトルをしていくハイセンス経済バトルアニメなんですけど、バトルが毎回視聴者置いてけぼりすぎるって100万回言われてた。

 

この6話まず尋常じゃないくらいテンポがいい。この世界には上記の仕組みで雑に金儲けする人とか、インチキ金の影響で現実がヤバくなるからなるべくそれを抑えようとする人とか、多少無茶しても今を盤石にするためにインチキ金を使おうとする人とか、色んな考えの人がいるんですけど、

この6話ってちょうどそういうキャラクター同士が1回ガチっとぶつかるところで、主人公も少なからず選択をする回なんですよね。

そういうアレコレが場面ごとにブツ切りで切り替わってラストシーンまでスピーディに進むんで、多少わかんなくても勢いでめちゃおもしれ〜ってなれます。

あとこの回のバトル相手があったから最終話ああいう感じになるのかなと思うとエモさが感じられるのと、ラストでホームベースを踏まないシーンとか深読みオタクが大喜びしそうなところも魅力です。

 

余談ですが三國の「君はもうCのオープニングは歌えるようになったかな?」っていうAAが当時好きだったんで探したんですけど全然見つからなくてキレた。あったら教えてください。

 

大麻の畑が燃えて全員でキマってる間に関所を抜ける回

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多分自分が初めて自発的に見た深夜のオリジナルアニメなんですけど(隙自語)、今は亡きマングローブサブカル時代劇です。時代劇っていうかヒップホップと侍チャンバラのミックスがやりたいだけの1話完結型長編なんで、結構毎回めちゃくちゃです。

これもう記憶がおぼろげなんだけど基本3人組で江戸から旅するだけの話で、この回は関所を越えるのに必要なアレが無いっていう回で、近くの大麻畑に火がついてわ〜ってなってるうちに関所を越えるんすよね。

今ではそうでもないかもしれないんですけど、このガンギマリアクション演出がめちゃくちゃかっこよく見えたんすよね。こう…顔とか体とかがめちゃくちゃにぎゅわーんって歪むのが…。幼少期のとき『ダンボ』でダンボが幻覚見てるシーン大好きだったからそういうものなのかもしれない(隙自語)。

 

第48話 バレエ・メカニック

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劇場版3部作として作られている「ハイエボリューション」シリーズの2作目タイトルは『ANEMONE-EUREKA SEVEN HI EVOLUTION 』なんですけど、ハイエボを付けてると1作目を観た人にスルーされるからアネモネになってるとかなんとか。

で、これの挿入歌として流れるのが坂本龍一の「Ballet mecanique」のやくしまるえつこカバー版なんですけどつまり…そういうことじゃないですか。

エウレカはサブタイが音楽がらみなのも心をくすぐりますよね。

 

  • ソード・アート・オンライン

第一話 剣の世界

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1話はマジで面白いって100万回してしまうんですけど、見返してたら2話も面白いですね。

SAO1話物語の導入としてめちゃくちゃ良くないですか?視聴者目線としてもゲームの中に入っていくワクワク感といきなりデスゲームに巻き込まれた不安感が伝わってくるのと、その中でキリトの性格とか魅力もちゃんと詰まっているんですよね。

クライン1人か+仲間1人くらいなら一緒に連れてけるけど全員は無理だって切り捨てていくとことか、誰も彼も助けたいみたいな救世主タイプじゃないんだってわかるあたりとか。

序盤経験値を稼げるリソースが限られているから早く次の村目指そうっていう判断力とか。(これはβ版やってたからだけど)

 

最近めちゃくちゃSAOモチベが高くてアニメ1期から再履修してるんですけど、やっぱりアリシゼーションが1番好きですね。ゴリゴリのSF設定で少年漫画みたいな友情ものやってるんで。人工知能とか魂の存在とか人工人格が作れるかとか仮想世界とかトゥルーマン・ショーが好きな人は見てほしいです。

 

 

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あとはキングゲイナーのウソのない世界とか、パンストのゴースト/ダテンシティの幻とか、ハマトラの腹筋回とかサムライフラメンコのギロチンゴリラ回とか色々あるんですけど疲れたので終わりです。

 

星合の空を観てくれ。

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