ちくわ天ブログ

オタク報告

ガチで嫌いなもの

昨日ジョジョ6部をネトフリで見ていたら、FFが「逆のことをやるんだッ!」って言ってた回だったので、なるほどと思い、自分も逆に嫌いなものの話をしようと思い立ったわけです。

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と言っても話す内容はただ一つ、私は幼少の頃から視界に入るだけで発狂するものがあります。

虫、といってもワーム系のやつです。いわゆるいもむし…蚕…毛虫……もう正直これを文字として打ち込んでいるだけでもぞわぞわした気色悪さが全身に広がっていきます。

本当に一瞬見るだけでもうきつい。絵文字の虫もきつい。キャタピーがもうアウト。ゲームを勧められるとワーム系のモンスターが出るか出ないか聞いてしまう。まだアーカルムの転生を手動でやっていた時期に、ヘルワームかヤンググリーンが一瞬でも見えると左手で画面左半分を覆いながらリロードしていた。

 

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これに遭遇したとき、発狂の仕方がいくつかあるのですが、この前田舎のちょっとデカめの道の駅に行ったとき蚕の資料館なんとかみたいなのがあって、一時的狂気に陥ってしまいました。最初からすでに嫌な予感はしていたのですが、看板の写真を認識してしまったので、その場で悲鳴を上げて逃げ出し、視界にまた画像情報が入ってこないかという強迫観念に駆られて地面を見ることしかできず、以降も「もうこれ以上は先に進めないッ!!」という状態になり探索ができなくなってしまいました。

 

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斉木楠雄も虫が嫌い(宇宙から来た説、生理的に受け付けない)というようなことを言っていて、わかる……と思ったし、いやマジでこんなキッショい生きもの、生態系が多少狂っても無くなった方が良いだろと半分くらい本気で思っています。

戦国ランスも出てくるらしいからできない。

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その上で一つだけ好きな関連コンテンツがあって、言わずもがな江戸川乱歩の『芋虫』なわけですが、これは自分の中の虫に対する本能的な嫌悪感とギリギリのところでせめぎあえる名作なんですよね。

「よくこんなキッショい話書けるな…」という純粋な尊敬なのですが、やはりラストシーンの悪趣味極まりない描写がたまらないですよね。

はっきり言って本当にこれだけ虫が嫌いなので、作中のラストももう想像するだけで全身がゾワゾワして発狂しそうになるんですけど、逆にそこまでの嫌悪感を沸き立たせてくれるこの作品は感動しかないです。

こんなの絶対非人道的だし不謹慎だし人権に悖るよ…と思いつつも退廃的な美しさを見出だしてしまうんですよね。

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サイレンと犀/たやすみなさい on Twitter: "グレゴール・ザムザは蟲になれたのに僕には同じ朝ばかり来る /岡野大嗣 #tanka http://t.co/Aau6YwjUex" / Twitter

 

 

ザムザはワーム系ではないよなあと思いつつ関連性がありそうな好きな短歌を引用しておわり✌️