すべてをやるアカウントとしてこのXアカウント@chikuwatenpを運用してもう十年近くなる。一番古いアカウント(全然動いていない。一年に一度確認しに行く)が十五年くらいだった。うーん。
何度かアカウントを転々としたこともあったけど、いろいろ省くとそれはあまり良くなかったなあと思うことが多々あり、結果このスタイルに落ち着いている。
新しい人とつながるたびに、こんな汚いアカウントですみません、と思うと同時に、いや汚いってことはないんじゃないか?とも思う。
おもにサブカル……の話を中心にやっていて、流行りを追いつつ自分の好きなものの話もする……。悪くないような気がするけれど、一番の問題は私がボーイズラブが好きなことな気がする。というかそれです。
でも、好きなんだよな……。SF小説とか映画とか、短歌とかエッセイとか、漫画アニメゲームが好きなんだけど、やっぱりボーイズラブもめちゃくちゃ好きで、ボーイズラブを好きな自分を否定したくない…。
正直、一般向け作品を二次創作としてBL的な視点で見てることもあって、これはかなりゾーニングした方がいいと思っている。ただこれも難儀な話で、突き詰めると作品としてめちゃくちゃ好きでこの二人の関係性が好きで、付き合ってるとかじゃないけど自分の中ではCPというか、この二人の「ない」話を読みたいぜと思うけど、それって改めてBLか?と思うと、まあ……BLじゃないんじゃないですか?という気持ちも芽生えてくる。
でも全然誰かが描いたそのBLで萌え萌えになる気持ちもある。当然のように付き合ってる話を読んで、えっうそこの二人って付き合ってるの!?(付き合ってない)みたいな気持ちで読む二次創作は普通に効く。でもやっぱりそれは違うんじゃないか、そんなにはっきり恋愛関係にはならないんじゃないか、でもそれに萌えないかといえば萌える……みたいな、原作オタクもあり腐女子もありバカもあるよくわからない悲しいモンスターになっている。
私がこの二人は付き合ってるとかじゃなくて……と言っているものも、おそらくその畑じゃない人から見たらいやいや全然これ付き合ってないは無理があるでしょ、みたいな解釈かもしれない。
自分でもこの矛盾を抱えたまま生きていくしかない。覚悟。覚悟やね。
そう、自分の中ではすべて同時に存在している……。多元宇宙というか、可能性の話というか、矛盾しながらも同時に存在しているんです。本当なんです。
あと少し話はずれるけど、この前Vの人が「自分が意図している方向性と違う雰囲気で消費されること」のような話(私はそう思った)をしていて、こーれーもかなり今あるよなあと思いました。
つまり、われわれカスの腐女子が、変なね、変なノリで盛り上がってるとこを一般の方々が見たらどう思うかですよね……。そういう層がついていてイメージを悪くするみたいなの、本当に今可視化されやすいんで、よくないですねこれはね。
作品自体は悪くないにせよ、少なくともこういう層の人たちが好きなんだな…………で川の水を汚すのは……マジでな……よくないですね。
これは局所的な話ですが、商業作品とかじゃなくTRPGとかもそうだな…と思うんでね、定期的に焼きを入れていきたいですね。
でもやっぱりボーイズラブが好きなんです……。
真剣にひとつの作品が好きで、真剣にボーイズラブが好きなんです……。
というわけで、今日は私の好きなボーイズラブ作品を紹介します。今日は漫画だけにしておきます。
海辺のエトランゼ シリーズ
マジで本当に大好き。紀伊カンナ先生の絵が大好きというのもありますが、エトランゼシリーズは人生というか生活というか、異性同士の恋愛でもままならないことがいっぱいなのに、同性同士だとこういうつらさもある~~~けど俺らなりにやってくしかないよ~~という葛藤があるのがとてもいいです。
私は断然2巻以降の「春風の~」以降が好きで、絶縁状態の実家に帰ったり子どもに男同士で付き合ってる云々を説き伏せたりあんまりちゃんと仕事してないのを男の(男の!)恋人になんとかしてもらったりみたいな、そういう世知辛い話をやってくんですけど、あんまり暗くなりすぎず、でも彼らの心情に寄り添うようなカメラの寄せ方が好きなんですよね……。
紀伊カンナ先生は、一般向け作品として『魔法が使えなくても』というタイトルの連作短編集もあるので、こちらもおすすめです。
窮鼠はチーズの夢を見る
すみません、こんな義務教育レベルの名作を出してしまって。
でも面白いよな~~~。面白い。映画も観たんですが、結構性描写が多めでおお!と思いました。もうだいぶ昔に読んだので記憶もアレなんですが、漫画の方が面白かった印象です。作者が水城せとな先生で『失恋ショコラティエ』とか少女漫画もいっぱい描かれてる方なんですが、とにかく人間関係とか心理描写みたいなのがすごーくうまくて、なんでBL漫画読んでこんな気持ちにならなきゃいけないの?と思ったのを覚えてます。
カラーレシピ
はらだ先生…………は、私はこれを置いておきますね……。なんだろう、これ、ジャンルでいうとホラーというかサスペンス……ミステリーじゃないですか?
能美先輩の弁明
今この話しないのは、嘘でしょと思って入れました。
うーーーーーん、ボーイズラブって少女漫画のようなラブコメを読みたいなという気持ちもあり、男と男が友情を育むとこを見たい的な気持ちもあると思う……んですね(所説あり)。能美先輩は…そういう全然タイプの違う男と男の相互理解的な萌えもあったんだよなあ~~~。
これはかなり今の「ボーイズラブって良いよなあ!!!!!!」がつまった作品だと思います。がんばれ!付き合ってくれ~!みたいな気持ちで読める。楽しい。
『ソクラテスの弁明』を読むか~~と思ってます。思ってるだけです。いずれ……。
北山くんと南谷くん
可愛い゛!!!!!私がずっと萌え萌えになってる作品なので紹介させてください。南谷くんは人のエロい姿を妄想するのが趣味の高校生なのですが(こう書くとすごいな)、バイト先の北山さんの顔が好きでヤバい、みたいな話なんですよね。この顔が好き~で恋愛になる、みたいなのかなり個人的な好きシチュなんですけど、エロ…というか好きな人とエロいことをしたいみたいな、それってあんまり悪いことじゃないみたいな、そういう話かなとも思うので、かわいい恋愛なんですけどBLでしっかり性描写があるとこういう拡張性もあるなあと思います。
BOYS OF THE DEAD
面白いです!ゾンビものの連作短編で、映画みたいな雰囲気なんですよね。ダークな世界観とインモラル・バイオレンスな話も面白いんですが、オチもちょっとこう……悲しい話が多くていいですね。でも~~~そこにあるのは愛なんすわな。
これちょっと別枠かもなんですけど、福島鉄平先生の短編集です。表題作の「アマリリス」が名作なので読んでください。あーの……うーん、少年愛というか小児性愛の話なのかなあと思って読むと、全然それだけじゃない、友情の話とか誇り高く生きるとかそういう話でもあるなあと思うので、すごい……すごい話なんです……。ものすごく暗い気持ちになるんですけど、あの絵柄でこれだけの話をあれだけのボリューム感でまとめるのは、本当にすごいと思います。あ、でも単行本は……ちょっと救いがあるから!
愛すべき支配者
www.pixiv.net
ここまで読んでいただきありがとうございます。すべてはこちらのリンクへ誘導するための回でございました。
ヤドゲさんの作品は絵も大好きなのですが、漫画としての画作りみたいなとこが特に好きで、新作が出るたびにワキワキして読ませていただいております。
でもやっぱり最初に読んだこの作品の衝撃はすごくて、一番大好きです。