ちくわ天ブログ

オタク報告

落下の王国

オタクをやっていて、「今」というタイミングで出会うべくして出会える作品があって、そういう時に大袈裟でなく生きていてよかったと思います。

すべての中学生が『人間失格』を読み、この作品は俺のための作品だ……と思うように、この映画は今の自分に必要だったんだ……と思える、それが当時の私にとっての「落下の王国」でした。

 

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「落下の王国」、カルト的人気とか配信無しBD高騰なのでとにかく観ろ!という圧を感じ、勢いのまま観に行きました。前日にチケット買ったらもう3、4席しか空いてなくてね。ぎちぎちのシアターで初めて最前列で観ました。

その後地元のミニシアター的なところでも滑り込みで観てきました。ここでギリギリパンフを買えた。ありがとうございます。

 

 

以下ネタバレがあります。

 

 

 

 

 

 

 

誰のための物語なのか

カート・ヴォネガットの短編集『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』の冒頭に、「創作講座初級編」が書かれていて、私はこれが本編よりも大好きです。 TRPGをやるときもなんとなくこれを意識してキャラメイクしたりなんだりしているときがあります。

全部で八箇条あるのですが、その中の七つめがこれです。

7.ただひとりの読者を喜ばせるように書くこと。つまり、窓をあけはなって世界を愛したりすれば、あなたの物語は肺炎に罹ってしまう。

引用:『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』

カート・ヴォネガット 浅倉久志・伊藤典夫 訳

いいですよね。落下の王国自体も、自殺を図るために少女に物語を言い聞かせるという「ただひとりの読者」のための話でもあります。

そう、初めは自殺のための薬をこの少女に持ってきてもらうためにその場その場で作っていくお話なのですが、最終的にはすこし違ったところへ着地していくわけで、そのとき彼の物語は彼らの物語になっていて、それ自体彼の救済になっていく、というソウルを感じています。

 

 

 

死んじゃダメ

終盤、少女アレクサンドリアがベッドの中でいよいよラストシーンのくだりを聞きながら「死んじゃダメ(Let him liveだったかな…)」というシーン、ここで異様なほどぼろぼろ泣いてしまいました。

というか、なんだか急激に気づかされたような、ハッとするような感覚があり、心の中ではもうだいぶ「そう、そうだよ……!」と……。

そう、これは二人のための物語「落下の王国」なのだから、死んじゃダメなんだ。というか、自分たちの望む方向へ、救われてもいいんだという気持ちになりました。

これまで二人で作ってきた話だからこそ、救われたいという気持ちで自分たちを救っていいんだと、その美しさに感動してしまいました。

 

 

創作への仮託

しかし、これは二人のための物語だからこそ、立ちはだかる希死念慮を前に創作の中で幸せを追求する尊さがありましたが、他もまた真なのだと思います。

つまり、自分のための物語なら自分がよいと思える結末であるべきで、特定の誰かのためのものであれば、然るべきところに落ち着くべきだと思います。

特定の複数の人のための物語となると……これは少し難しい。だからこそここをくぐれて想定された全員がよかったと思えるお話になれば、それ以上のさいわいは、無い……。

 

3月リザルト~人は自由~

3月のリザルトを上げます。

正気?でも、別に自己満足のブログなので、11月に3月のリザルトを上げても誰も何も困らないなと思ったので、書きます。

 

わかる。わかるよ。お前のツイート。

 

猟奇歌

あぶね~~。ギリ1冊読んでました。といっても歌集なのであれですが。

猟奇歌、ずっとメルカリで買うか~~~???とシャゲダンしていたので文庫になって嬉しい。

一周回ったカッコよさもあるし、なんかオモロというかシュールというかそういうのも感じる。ただ、「そういう世界観」をずっと定型詩でやっているというのは明らかにほかの媒体でやるのとは全然違った良さがある。

そういう意味でも短歌って定型なんだけど自由さがあって、いいなあと思いました。

 

 

映画

ゴールド・ボーイ

面白い!!!!!!!!!(デカ声)

私はこういう閉塞感のある舞台や犯罪の気配の濃い治安の悪い土地の映画が好きなのですが、それだけで終わらないエンタメがあって面白かったです。

そう、露悪や胸糞で終わらない「面白さ」があるんですよね……。

 

 

漫画

これ描いて死ね

マジで最高!

高校生の女の子たちが漫画を描いてコミティアに出る漫画なのですが、プロを目指すとかアニメ化まで漕ぎつけるとかじゃなくて、趣味で漫画を描こうというスタートなのがちょっと珍しい。

これ、一度商業漫画で挫折した先生が主人公たちの描く漫画を見てくれるのですが、もうこの年になるとこの先生から目が離せなくなってしまう。

若い人が何かを始めるエネルギーも素敵だけど、いくつになっても自分のやりたいことをやってみる、続けてみるというのもすごく尊いことだなあと思います。

 

 

ゲーム

都市伝説解体センター

ダハハハハハ!!やられたわ!みたいな気持ち。当時。

うーーーわ!みたいな感じ。

このゲームのすごいとこ、たぶん普段ADVというか「ゲーム」自体から遠のいちゃったような層にリーチしてたとこじゃないでしょうか。

確かに、これくらいのしつこいくらいの「読み解き」から事実がわかっていく感覚は誰にとっても気持ちのいいはず……。

 

ファミレスを享受せよ

そうそうそう!なんかこの辺で小っちゃいADVやるかって気持ちになったんですよね。それでファミレスをやったのですが、こ~~れめっちゃ大好きで。

漫画書きか誰かのエッセイで、「深夜にファミレスにいる人間はメンバーが固定化されてきて謎の一体感がある」みたいなのを読んだ気がするんですが、こういう感じなのかなと思いながらプレイしてました。

これくらいの「解決」感が好きなのかも。みんなで話し合って少しだけいろんなものを共有することで、なんかもしかしたらちょっとだけ好転するかも…みたいな。

 

はあ~。今振り返ってもなんかいろいろ思い出せますね。

4月のリザルトもそのうち書きます。

人の意思で作られたもの

人の意思が噛んでるものが好きだ。

 

「映像は偶然映り込むものがあるけれど、絵画は全て意図的に描かれたものしかない」

というような言説を読んで、なるほど、たしかにと思った。

私自身、完成品を観たときにそういうことを考えることがある。

ここにほにゃららが描いてあるのは、描いた人が描こうと思って生まれたものなんだなと思い、その工程に勝手に思いを馳せている。

当たり前なんだけど、そこに生じた作り手の意図のようなものに触れたとき、「受け取った」ような気がして嬉しくなる。

別にそれが正しくなくても、どう思うかはある程度心の中で自由にさせてもらおうと思っている。

 

 

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鬼滅の刃

実は私は鬼滅の刃がかなり好きだ。

単行本で三巻あたりの「頑張れ炭治郎!」のくだりを読んで、なんだかすごい漫画だ……!と思ったのはいまだに記憶に新しい。

 

正直変なヒットの仕方をしているというのはあると思うけど、好きな作品がバカ受けしてるのは嬉しい。

雑なコラボも好きなのでいちいち見てしまう。

すると、取ってつけたような「全集中なんとか」とか、「なんとかの呼吸」とかの雑キャッチコピーがついている。嬉しい。

 

全て人の意思が噛ませてある。

こういうキャッチコピーも、きっと企画の段階で社内で大人たちが「全集中でいきましょう」みたいなやりとりをしていたのかもしれない。

そう思うと、何人もの人の意思によって作り上げられたという感慨を、勝手に受け取ってしまうのだ……。

無人島に持って行きたい1クールアニメ

またCの話すると思われてるな……。

 

 

します。

 

 

 

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というわけで!

テンポよくいきます!!!

 

C

一生『C』の話をする。だってCが好きだから。

オタクは『狼と香辛料』と『C』で経済を学ぶ。Cはストーリーが大好きというのもあるのですが、モノノ怪の劇場版を観たときに確かにこういう映像演出のオシャレさってCの時にも感じたなと思い出させていただきました。

 

ID:INVADED イド:インヴェイデッド

もう実際あんまり詳細を覚えていないんですが10話を観たときに結構夜いい時間だったけどいや〜これもう今日観ちゃお!ってなったような記憶があります。いや、嘘かも。でも10話がマジですごかったんだよな…。


Vivy -Fluorite Eye's Song-

今日はもうこれだけ覚えて帰ってください。

マジで面白い。本当にかなりやってることはベタというか、アンドロイド、時間遡行、歴史改変、人間との関係性…みたいなコテコテなんですけど、メリハリとテンポ感と福山潤がとにかく観てて気持ちがいい〜です。

 

星合いの空

『星合の空』を観てくれ - ちくわ天ブログ

星合いの空最終話を見て、私と話をしませんか。

 

ワンダーエッグプライオリティ

ふとした時に思い出す1クールアニメ、ワンダーエッグプライオリティ。

こういうアニメで毎週ドキドキしたいんすよね。考察みたいな楽しみもあるけど少女たちの成長物語的でもあるし。

 

京騒戯画

愛ってなんだろう期にいつもこの「いつもより5分早く帰る」のくだりを思い出しちゃいます。

 

アクダマドライブ

実はかなり好き。いつものやつらでいつもの展開みたいなとこはあるものの、終わり方はとんでもなく爽快感があって(個人の感想です)、や、やったんだな……!という気持ちに。

 

オカルティックナイン

テンポのよさ伏線の回収ラストにかけての疾走感、群像劇っぽいわちゃわちゃ感とかなり面白いんですが、個人的には「設定」とそれを使ったハックのような感じがかなり好きですねこれ。

 

灰羽連盟

すみません。でも入れさせて。

 

天晴爛漫!

実はかなり好きで毎週ワクワクしながら観てました。結局こういう王道アニメはいつ観ても気持ちがいい。

 

デカダンス

面白かったよね〜。こういうデカめのギミックを早めにネタバラシしてくれるの、ある意味視聴者への信頼みたいなの感じるんすよね。そのビックリだけで終わらせないぞ的な。

 

つり球

ノイタミナで始まりノイタミナで締めていく。

自分が1番オタクカルチャーに費やす時間があった大学時代にリアタイ実況して観ていた的な(当時はね〜Twitter連投しすぎると規制がかかるから規制かかったときのサブアカとかみんな作ってたよね〜)正直個人的な思い出補正もかなりデカい作品ですが、やっぱり少し不思議SFと少年の友情成長物語のカチ合いが最高〜なんすわな。背景とか作品全体にただよう色合いとかBGMとかの雰囲気もいいんですよね…アニメを観ているぞという楽しさ。

 

 

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いかがでしたか?

正直、思い出すたびにちまちま書き足してきた回ですが、色々忘れてるものも多そうです。

最近のアニメでウオオオとなって一気見しちゃうみたいなのが少なくなってるので、喝を入れたい。オタクとして、自分に。

薔薇色の岩

先日、オディロイ・ルドン展に行ってきました。

正直、恥ずかしながら全然存じ上げなかったお方なのですが、今かなりドはまりしているボーイズラブゲームの影響で行ってきました。

こういうのはきっかけが何であれ、えいやという思い切りが大事。えいや。

 

行く前にさらさら~と概要をネットで調べて、あ~「目は奇妙な気球のように無限に向かう」の…とか「さかしま」の表紙の…程度の認識で向かいました。

 

ふにゃふにゃな感想を抱きつつ、新橋駅にある思い入れのあるコーヒーを飲んで帰りました。

 

よくわかんないけどよかった、よくわかんなかった、よくわかんないなりに好き/微妙 ぐらいの感想をインターネットに残すのは意味があると信じたい。

 

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お土産として買ったポストカードの一枚。

それがこの『薔薇色の岩』です。

現物はこの日の展示にはなかったので、本当にこのポストカードだけ見てなんだか異様に心惹かれるものを感じ、こうして部屋のモニターの上の壁に貼ってます。

 

「作者のためのエチュード」として描かれた小さな油彩らしいです。

海辺のような場所に鎮座するデカめの岩。光の反射なのか本来の色なのか、ちょこちょこ調べたけどなんだかよくわからなかった。

どこか寂しげな気もするし、特に何の意味も無いような気もする。でも見ていると不思議と心が落ち着いてきます。

薔薇色の、と名付けられているのがなんかいい。岩に対して「薔薇色の」ってあんまり付けない気がする。でもこの絵が「薔薇色の岩」なのはありえないほどしっくりくると思う。

 

現物は岐阜県美術館にあるらしいので、いつか見れたらいいですね。

 

bunka.nii.ac.jp

 

川の水を汚してはいけない

すべてをやるアカウントとしてこのXアカウント@chikuwatenpを運用してもう十年近くなる。一番古いアカウント(全然動いていない。一年に一度確認しに行く)が十五年くらいだった。うーん。

 

何度かアカウントを転々としたこともあったけど、いろいろ省くとそれはあまり良くなかったなあと思うことが多々あり、結果このスタイルに落ち着いている。

新しい人とつながるたびに、こんな汚いアカウントですみません、と思うと同時に、いや汚いってことはないんじゃないか?とも思う。

おもにサブカル……の話を中心にやっていて、流行りを追いつつ自分の好きなものの話もする……。悪くないような気がするけれど、一番の問題は私がボーイズラブが好きなことな気がする。というかそれです。

 

でも、好きなんだよな……。SF小説とか映画とか、短歌とかエッセイとか、漫画アニメゲームが好きなんだけど、やっぱりボーイズラブもめちゃくちゃ好きで、ボーイズラブを好きな自分を否定したくない…。

正直、一般向け作品を二次創作としてBL的な視点で見てることもあって、これはかなりゾーニングした方がいいと思っている。ただこれも難儀な話で、突き詰めると作品としてめちゃくちゃ好きでこの二人の関係性が好きで、付き合ってるとかじゃないけど自分の中ではCPというか、この二人の「ない」話を読みたいぜと思うけど、それって改めてBLか?と思うと、まあ……BLじゃないんじゃないですか?という気持ちも芽生えてくる。

でも全然誰かが描いたそのBLで萌え萌えになる気持ちもある。当然のように付き合ってる話を読んで、えっうそこの二人って付き合ってるの!?(付き合ってない)みたいな気持ちで読む二次創作は普通に効く。でもやっぱりそれは違うんじゃないか、そんなにはっきり恋愛関係にはならないんじゃないか、でもそれに萌えないかといえば萌える……みたいな、原作オタクもあり腐女子もありバカもあるよくわからない悲しいモンスターになっている。

私がこの二人は付き合ってるとかじゃなくて……と言っているものも、おそらくその畑じゃない人から見たらいやいや全然これ付き合ってないは無理があるでしょ、みたいな解釈かもしれない。

自分でもこの矛盾を抱えたまま生きていくしかない。覚悟。覚悟やね。

そう、自分の中ではすべて同時に存在している……。多元宇宙というか、可能性の話というか、矛盾しながらも同時に存在しているんです。本当なんです。

 

あと少し話はずれるけど、この前Vの人が「自分が意図している方向性と違う雰囲気で消費されること」のような話(私はそう思った)をしていて、こーれーもかなり今あるよなあと思いました。

つまり、われわれカスの腐女子が、変なね、変なノリで盛り上がってるとこを一般の方々が見たらどう思うかですよね……。そういう層がついていてイメージを悪くするみたいなの、本当に今可視化されやすいんで、よくないですねこれはね。

作品自体は悪くないにせよ、少なくともこういう層の人たちが好きなんだな…………で川の水を汚すのは……マジでな……よくないですね。

これは局所的な話ですが、商業作品とかじゃなくTRPGとかもそうだな…と思うんでね、定期的に焼きを入れていきたいですね。

 

でもやっぱりボーイズラブが好きなんです……。

真剣にひとつの作品が好きで、真剣にボーイズラブが好きなんです……。

 

 

というわけで、今日は私の好きなボーイズラブ作品を紹介します。今日は漫画だけにしておきます。

 

 

海辺のエトランゼ シリーズ

マジで本当に大好き。紀伊カンナ先生の絵が大好きというのもありますが、エトランゼシリーズは人生というか生活というか、異性同士の恋愛でもままならないことがいっぱいなのに、同性同士だとこういうつらさもある~~~けど俺らなりにやってくしかないよ~~という葛藤があるのがとてもいいです。

私は断然2巻以降の「春風の~」以降が好きで、絶縁状態の実家に帰ったり子どもに男同士で付き合ってる云々を説き伏せたりあんまりちゃんと仕事してないのを男の(男の!)恋人になんとかしてもらったりみたいな、そういう世知辛い話をやってくんですけど、あんまり暗くなりすぎず、でも彼らの心情に寄り添うようなカメラの寄せ方が好きなんですよね……。

紀伊カンナ先生は、一般向け作品として『魔法が使えなくても』というタイトルの連作短編集もあるので、こちらもおすすめです。

 

窮鼠はチーズの夢を見る

すみません、こんな義務教育レベルの名作を出してしまって。

でも面白いよな~~~。面白い。映画も観たんですが、結構性描写が多めでおお!と思いました。もうだいぶ昔に読んだので記憶もアレなんですが、漫画の方が面白かった印象です。作者が水城せとな先生で『失恋ショコラティエ』とか少女漫画もいっぱい描かれてる方なんですが、とにかく人間関係とか心理描写みたいなのがすごーくうまくて、なんでBL漫画読んでこんな気持ちにならなきゃいけないの?と思ったのを覚えてます。

 

カラーレシピ

はらだ先生…………は、私はこれを置いておきますね……。なんだろう、これ、ジャンルでいうとホラーというかサスペンス……ミステリーじゃないですか?

 

能美先輩の弁明

今この話しないのは、嘘でしょと思って入れました。

うーーーーーん、ボーイズラブって少女漫画のようなラブコメを読みたいなという気持ちもあり、男と男が友情を育むとこを見たい的な気持ちもあると思う……んですね(所説あり)。能美先輩は…そういう全然タイプの違う男と男の相互理解的な萌えもあったんだよなあ~~~。

これはかなり今の「ボーイズラブって良いよなあ!!!!!!」がつまった作品だと思います。がんばれ!付き合ってくれ~!みたいな気持ちで読める。楽しい。

ソクラテスの弁明』を読むか~~と思ってます。思ってるだけです。いずれ……。

 

北山くんと南谷くん

可愛い゛!!!!!私がずっと萌え萌えになってる作品なので紹介させてください。南谷くんは人のエロい姿を妄想するのが趣味の高校生なのですが(こう書くとすごいな)、バイト先の北山さんの顔が好きでヤバい、みたいな話なんですよね。この顔が好き~で恋愛になる、みたいなのかなり個人的な好きシチュなんですけど、エロ…というか好きな人とエロいことをしたいみたいな、それってあんまり悪いことじゃないみたいな、そういう話かなとも思うので、かわいい恋愛なんですけどBLでしっかり性描写があるとこういう拡張性もあるなあと思います。

 

BOYS OF THE DEAD

面白いです!ゾンビものの連作短編で、映画みたいな雰囲気なんですよね。ダークな世界観とインモラル・バイオレンスな話も面白いんですが、オチもちょっとこう……悲しい話が多くていいですね。でも~~~そこにあるのは愛なんすわな。

 

福島鉄平短編集 アマリリス 

これちょっと別枠かもなんですけど、福島鉄平先生の短編集です。表題作の「アマリリス」が名作なので読んでください。あーの……うーん、少年愛というか小児性愛の話なのかなあと思って読むと、全然それだけじゃない、友情の話とか誇り高く生きるとかそういう話でもあるなあと思うので、すごい……すごい話なんです……。ものすごく暗い気持ちになるんですけど、あの絵柄でこれだけの話をあれだけのボリューム感でまとめるのは、本当にすごいと思います。あ、でも単行本は……ちょっと救いがあるから!

 

愛すべき支配者

www.pixiv.net

ここまで読んでいただきありがとうございます。すべてはこちらのリンクへ誘導するための回でございました。

ヤドゲさんの作品は絵も大好きなのですが、漫画としての画作りみたいなとこが特に好きで、新作が出るたびにワキワキして読ませていただいております。

でもやっぱり最初に読んだこの作品の衝撃はすごくて、一番大好きです。

 

2月リザルト~天使みたいに俺も立ってる~

春!春です!春が来ました!

 

というわけで2月のリザルトです。

2月は開幕からピロウズが解散してましたね…悲しい。

 

わかる。自分のツイートだから。

 

ネット怪談の民俗学

これ!マジで!よかったです。

これ系ってまだ全然新しいジャンルなんですがすごく体系的にまとまってて、例えばこれからこういうものを卒業論文で書きたい学生とかはとりあえずこれを読んで参考文献を逆引きしていくといいのではないでしょうか。

 

 

ここはすべての夜明け前

脳を移植してアンドロイドへの融合手術を受けた主人公の一人称によるSF小説なのですが……、これはぜひ小説で読んでこそだなあ~と思いました。

SFといいつつローファンタジーのような手触りで、「想像できてしまうような哀しみ」がある不思議な感じの話でした。切ないというか、やるせないというか。

 

イッツ・ダ・ボム

これこれこれすggggっごい面白かった!!

「ストリートの精神じゃないのにストリート的なことをするな」という話、コンプラアウトサイダーであること……これ系ずっと興味があったんですがなかなか学ぶ機会がなかっただけに面白くて一気に読んじゃいました。

 

さよならに取られた傷だらけ 不純文学

これもすごくよかったです!斜線堂先生、あまりにも好みすぎる(性癖にフィットしすぎている)のでセーブしながら読んでいるんですけど、とても…よかった……。

こういう掌編小説形式でなんか色んなものの二次創作を書いていいですか。私も。

 

映画

ヒプノシスマイク

わりと本当に今までのヒプノシスマイクのコンテンツの中で一番よかったかもしれない、と思いました。

結構ちょっと再燃しちゃいましたね……。あまりにもいいコンテンツで、映画を観ながらこんなに「楽しい」という感情になったのは初めてかも。

 

その他

パウル・クレー

初めてまともに一人旅をしました。

しかしわりとすぐメインイベントが終了してしまい中途半端に名古屋を彷徨う……。

パウル・クレー展、東京に来なそうだったので名古屋まで行っちゃいましたがよかったです。

天使シリーズの絵は小さいので今はなかなかスイスを出られないみたいですね。。

 

ぬい活。

 

つきかな

つきかな、終わりましたね……。終盤祈るような気持ちで読んでおりました。

これ中盤でみわちゃんと冴子ちゃんが別れちゃうとこで、みわちゃんはそもそも冴子ちゃんが好きじゃないみたいな話があったじゃないですか。

あの辺を読んだときに、これはすごい漫画かもしれない…と思いました。すごい漫画です。

みわちゃんは…多分「けもの」になれなかったんだと思います。言い方はちょっと変なんですけど、理性で人と付き合えるというか…。でも恋人ってそうじゃないよねっていうこの絶妙なすれ違いを…よく…女の子同士の恋愛で……こんなに……。(感動)

 

3月もよろしくな!